・湯シャンて聞いたことあるけど、ホントに髪と頭皮にいいの?
・シャンプーしないと逆に悲惨になるんじゃ…?
・どのくらいで効果が出る?
そんな頭皮の健康を願う向上心ある読者へ向けて。
「湯シャン」
それはシャンプーを使わず、
34~37度のお湯のみによって頭や身体を洗う方法。
この方法が果たして、
本当にシャンプーより頭皮を健康にするのか?
気になるのはそこだ。
「湯シャンは真なのか?偽なのか?」を検証すべく、
2021年11月9日から湯シャンオンリー生活を始めた。
それからおよそ3か月が経過したので、
「湯シャンを続けてどうだったの?」
という疑問に答えよう。
湯シャンを3か月継続して何が良くなった?6つのメリットを解説
湯シャンを3か月継続した結果、
明らかなメリットが6つあった。
①抜け毛が圧倒的に少なくなった
まず最初に気づいたことが、
抜け毛が圧倒的に少なくなった
ということ。
湯シャンする前の話。
僕は普段、シャンプーが終わって体を拭く前に、
手で髪の毛をバサバサして水分を落としている。
するとたいてい、髪の毛が体に結構付着していて、
それを見ると
「こんなに髪抜けてるけどハゲないんかな…」
とたまに不安になったりしていた。
なぜなら、爺ちゃんがハゲだからだ。
父さんは立派に髪を生やしているが、
隔世遺伝で僕が突然ハゲる可能性はゼロじゃない。
【隔世遺伝】
広辞苑 第六版
祖先(特に祖父母)にあった劣性の遺伝形質が、
しばらく後の世代の子孫に現れる現象。
しかし、湯シャンを始めて1か月経った頃、
「あれ…?前より抜け毛減ってない?」
ということに気付いた。
それから経過をみていても、
やはり明らかに抜け毛が減った。
今読んでくれているあなたは
他サイトでも「抜け毛減りました」
報告を見かけたかもしれないが、
気付けるレベルでけっこうホントです。
②後頭部の頭皮荒れが緩和された
僕の頭皮は、うなじ周辺の後頭部が荒れやすい。
気になって掻いたりして、カサブタができている。
掻くせいで傷をつけてしまい、また荒れる。
その繰り返し。エンドレスゲームだった。
しかし、湯シャンを初めてからは
後頭部を掻く頻度が間違いなく低下した。
なぜなら、かゆみが以前よりだいぶ減ったからだ。
③シャワー後の頭皮のかゆみがなくなった
「後頭部の荒れ」のみならず
全体的に頭皮のかゆみがなくなった。
シャワー浴びた後って、
頭皮が乾燥したような感覚
がすることはないだろうか?
そしてかゆいから
「あ~もっとゴシゴシ洗いたい!」
てなる。
しかし、湯シャンに切り替えてからは
そういったことがなくなった。
④頭皮のツッパリ感がなくなった
今まではシャワー後、
頭皮のツッパリ感が気になることがあった。
おそらく頭皮が乾燥していたんだと思う。
眉毛を上げ下げすると頭皮が動くから
ツッパリ感が分かりやすいかも。
湯シャン後は必要な皮脂が生き残っていて、
頭皮を薄くカバーしてくれているような、
乾燥から守ってくれているような感覚があった。
⑤フケが出なくなった
市販ブリーチを2回連投してさらに紫を入れる
という記事を以前投稿したが、
このときのフケはヤバすぎた。
完全に頭皮死んだなコレ
というレベルでフケが止まらなかった。
市販ブリーチ2連投はやめよう。
2度目のブリーチは数日おいてから
やることをオススメする。
閑話休題!
今は髪の脱色をしてないので、
フケがひどいという訳ではないが、
たまに肩に落ちるフケとかがなくなったように思う。
「肩のフケがひどくて困ってる」
という方にも湯シャンはオススメ。
最初の1か月はガマンして頂きたい。
そのあとは体質が改善されて、
徐々にフケが減るだろう。
⑥節約になる(学生は特にありがたい!)
学生や新卒社員にとって
- シャンプー
- ボディソープ
- トリートメント
という日用品費は馬鹿にならない出費だ。
しかし、それらが一切必要ないとしたら?
1年間で数千円は浮くのではないだろうか。
湯シャンはそれを可能にする!
もし今後一生続けていけるならシメたもの。
相当な出費削減になること間違いナシだ!
メリットまとめ:頭皮の健康状態が向上した
3か月の実証実験の結果、
湯シャンは頭皮の健康状態を向上させるメリットがある
ということがわかった。
ここまで上げたメリットは主に
「頭皮の乾燥が改善された」ことが要因だった
のではないだろうか?
シャンプーはどうやら、
頭皮に必要な皮脂まで奪い、乾燥させ、
世紀末のような荒れ地に変貌させていたようだ。
我々はおそらく広告にダマされている。
「毛根のスキマにある皮脂もゴッソリスッキリ!」
じゃないわッ!!
毛根のスキマの皮脂まで
ゴッソリもってくんじゃねえええ( ゚Д゚)
という話である。
- 広告にあおられ
- 高価なシャンプーを買い
- 頭皮は世紀末化し
- 毛根は細くなり
- 髪の毛のボリュームが減り
- それを解決してくれそうな広告が目に入り…
僕らは資本主義の手のひらでクルクル踊ってる。
湯シャンを3か月継続してわかった5つのデメリットを解説
湯シャンのメリットばかり挙げていては、
いかにも湯シャン信者の布教にしか見えない。
ここではデメリットを5つ紹介する。
①洗い残し感が気になった
今までのシャンプー生活から打って変わって
湯シャン生活となると、やはり気になるのは
「ちゃんと洗えてんのかなコレ?」である。
「いつまで洗ってもヌルヌルする…」
「汚れが落ちてなさそうでヤダ」
という感覚・感情は、正直ある。
ただ、それが続くのは最初の1か月だった。
それ以降はなんの違和感もなくなった。
人間の環境適応能力はスゴイ。
…というより、
湯シャンに切り替えると、頭皮の皮脂分泌量が
本来の正常な状態に徐々に戻っていくため、
継続するほどラクになる
と考えるほうが正しいのではないだろうか。
②頭皮のベタつき感が少し気になった
皮脂がちゃんと落ちてない感覚がある。
おそらく、湯シャン導入前は
乾燥した頭皮を潤すために皮脂腺が
必死で頑張ってる状態だ。
なので1か月くらいは皮脂残りが
気になるかもしれない。
しかし、そこを乗り越えると
皮脂分泌が正常に戻り始めるからか、
湯シャンがラクになる。
③頭皮の臭いが少し気になった
タオルドライ時に頭皮の臭いがわかる。
クサいというより、人間の臭い。
シャンプー生活ではしなかった臭いだ。
※「匂い」だといい香りになってしまうので
「臭い」と書いておくが、クサいわけではない。
それも最初は感情的にキツイかもしれない。
しかし、1か月過ぎた頃から臭いは薄れていった。
臭いに関しても最初が少しツライ。
でも最初だけだった。
④髪の毛がゴワゴワした
シャンプー&トリートメントを使った時のような
サラサラヘアーとは打って変わって髪がゴワゴワした。
「なんか髪の毛太くなった?」
と勘違いしてしまったが、たぶんちがう。
でも根元から立つような感覚がある。
これが皮脂によるものなのかはわからない。
しかし、ゴワゴワは3か月経った今は感じなくなった。
この感覚も最初だけだろう。
⑤湯シャンはシャンプーより時間を要する(練度次第)
シャンプーのほうが洗うのは速かった。
少し閑話だけど、
シャンプーって面倒じゃないか?
- 無くなったら詰め替えの購入
- 詰め替え作業
- 赤カビなどの発生リスク
- ボディソープ、トリートメントも同様
とにかく管理がめんどい。
…話を戻して、
管理はめんどいが、
シャンプーを使うほうが
洗い終わりは速いのだ。
湯シャンビギナー当初は特に
キレイに洗おうと頑張るため
余計時間がかかった。
当初は時間にして25分くらいだった。
しかし、少しずつ湯シャンは速くなる。
なぜなら、
- 皮脂分泌が正常に戻る
- 見切りをつけるようになる
からだ。
見切りをつけるというのは、
「このくらい洗えたら十分だ」
と判断できるようになる、という意味だ。
目標時間を設定する方法も有効だ。
タイムアタックしてみると
ゲーム性があるので楽しく時間短縮できる。
デメリットまとめ:最初の1か月を少し我慢すれば、大体の問題は解消される
デメリットの大半は、
最初の1か月を乗り越えることで
解消するものだらけだった。
それ以降はメリットが如実に現れ始め、
現在は
「あ、もうシャンプー使いたくない」
というところまで来ている。
長い人生、まず3か月だけ
実践してみることをおススメする。
それで合わなければ
シャンプーに戻ればいいのだ。
湯シャンするときの注意点
34~37度の熱すぎない温度で流そう。
それ以上は逆に乾燥して、
体までかゆくなったりする。
これは湯シャンだからとか以前の問題だ。
また、湯シャン前はブラッシングを4~5回
するほうがよい。
髪に付着したホコリが
落ちやすくなるからだ。
僕はブラッシングをサボってきたので
これから取り入れていきたい。
まとめ:最初の1か月を頑張れば、湯シャンの恩恵は徐々に大きくなる
3か月湯シャンを継続した結論は
「湯シャンは頭皮の健康状態を向上させる」
ということだ。
反面、
「シャンプーがいかに頭皮を劣悪な環境にしていたか」
を実感する結果となった。
湯シャンの効果を実感するまでは時間を要する。
「途中で挫折してシャンプーに手が伸びてしまうかも…」
そんな人におススメな解決手段がある。
シャンプー一式を浴室外に出す
コレだ。
こうすればシャワー中にうっかり
シャンプーすることはない。
うっかり防止である。
自分に合うかどうか、
それはあなた自身でまず試してみてほしい。
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